サイズとディスク上のサイズ

PCに保存されているファイル、データの大きさ(以下質量)を確認しようと、
プロパティを確認すると
「サイズ」と「ディスク上のサイズ」の2つが表示されますが、

ご覧のサンプルの通りとんでもなく差異がある場合があります。
!本当の質量は「サイズ」の方です。
この差異が発生するのは、デスク上のフォーマット関連のクラスタ部分が影響を受けます。
「ディスク上のサイズ」はファイルが記録されているクラスタを合計した大きさです。
このクラスタとは、

のように記録部分をいくつかのブロックに分けた状態を意味します。
質量の小さいデータをたくさん扱うのであれば、クラスタ(ブロック)は小さく
1つのファイルが1GB級になるとか大きい場合は、クラスタを大きく設定します。

大きいクラスタで小さいファイルを保存していくとロス区画が非常に大きくなり、
ハードディスク等の記録媒体本来の容量を使い切ることができなくなります。
クラスタは小さいほど本来の容量を使用できるようになりますが、
「データ抽出、検索など時間がかかるようになります」

ご覧のサンプルは本来1ファイル1GB級のデザインデータを保存するUSBに、
1つの質量が小さいウェブデータを保存したため、
本当は「113MB」の質量しかないのに
デスクの保存領域を「637MB」使用していると言う事です。
つまり、524MB(標準CD-ROMの保存領域は640MB)。
約CD-ROM1枚分保存領域を損していると言う事。になります。

2018-03-04 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 統合本部