There is no reply(応答なし)

パソコンはある程度の性能の物を買わないと、
せっかく作業したデータが保存できません。
There_is_no_reply

このような表示になっても、ある程度の性能を持っているパソコンであれば、
バックグラウンドで頑張って処理をしていて、しばらくするとこの「応答なし」の表示が消えて何とか保存が出来ます。

では、このある程度の基準とは、
CPU Intel Core i5(※1 基本的には周波数の高い物) 
GPU グラフィックボード(※2)
Windowd 64Bit(※3 必須)
メモリ 8GB(※4 4GB)

※1 central processing unit
 一般の方は、単に「Intel Core i5」と言う方が居ますが、Core i5にも、いろんな種類があります。
また、必ずしも動作周波数が高ければ良いと言う事ではありません。
さらには、各種周辺チップ、プログラムとの相性もあります。この相性と言う物がかなり曲者で、実際に使用してみないと相性が分からなかったりもします。しかし、この相性問題は案外簡単に回避する方法もあります。
その回避方法とは、「Intel Core i7」5ではなく7搭載機で、ハイグラフィックな「ゲーミングマシン機」を購入する事。
まぁ、オフィスとか事務にしか使用しないのであれば、そこまでの性能は不要ですが、一度「ゲーミングマシン機」を体感したら、
そこいらへんのPCでは、ストレスばかりで、いやになってしまう。
つまり、何をやるにもサクサク動作すると言う事。

※2 Graphics Processing Unit
 メディア関連の作業をしない方には不要なチップなので、未搭載でも可能。普通のパソコンはCPUとの混合
ビデオ編集とか、グラフィック編集とかの作業をするならば、CPUとは別体での搭載(カタログ等の表記はGPU)機を必ず購入する事。
また、このGPUにも各種種類があって、相性問題もある。
推奨は「GeForce – NVIDIA 」もちろん、ノートPCでも搭載機はある。

※3 旧来のPC(XP)は32Bit、現代は64Bitが支流。何故か性能の悪い32BitでWin7とか8とか使用している方もおられるようですが、32Bit版では、「応答なし」になった場合、そのままご臨終になる可能性が殆ど。
では、32Bitと64Bitの大きな違いとは?
・搭載使用できるメモリ数が違う!32Bitは4GBまでしか使用できない。
 64Bitは最大128GBまでのメモリを物理的に実装可能。ただし、搭載ボード、チップ等により制限は異なる。
(memo:メモリの最低制限. Windows 7 の動作には 32bit なら 1GB、64bit なら 2GB のメモリが必要です。)
・使用するプログラムが64Bit対応推奨の場合、そのプログラムが使用できるメモリ旧来の2GB制限の壁を突破できる。
 究極な説明をあえてするならば、つまり、動画編集など行う場合メモリを128GBとか使用できると言う意味
 ただし、そのプログラムが使用できるメモリ制限などもある。64Bit対応でも4GBまでしかメモリを使用できないとか。
・マルチ起動(オフィスを展開しながら、メールの確認、インターネットブラウジング等複数のプログラムを起動、又は、同じプログラム内で複数のウインドウを展開する等)の場合、旧来の32BitではどんどんPCの動作が遅くなるが(処理能力の限界)、
64Bit であれば、ストレスなくマルチに展開できる。

32Bit版のPCは百害あって一利なし
では、なぜ?32Bit版のPCが存在するのか?
簡単に言ってしまえば、性能の悪いPCの場合、64Bitでの動作が困難であると言う事、
▲ここでいう性能の悪いPCとは、消費電力少ない、ポータブル機等おもちゃレベルのPCを意味する
安い、ボードを搭載した安価機などは32Bitでの動作を行うしかない為、32Bit機が存在する。

終わりに・・・
何故?今更こんな事を記載しなければならないのか?
一般的に64Bit機が出回りだしたのが、2009年(10月)。この記事を記載しているのが2016年(4月)。
一万歩譲っても6年経過しているのに。
32bit版のPCを使用し「応答なし」とか「保存できません」とか、「フリーズしちゃったの」だから、タスケテとか・・・
しかも、そういう方に限って「この前Win7にした最新バージョン」とかおっしゃる。
正確には、Win7機のダウングレード版XPだったPCをWin7にしただけ。
つまり、「PC本体はクラシックPC」そんなPCでまともに動作させるには、XPの時と同じようにお使いいただくしかありません。

重要な事はパソコンの対応年数は「製造発売から2年」とお考えください。
2年目あたりから使用していると、色々なストレス(PCにも、使用者にも)が発生してきます。
それを我慢できなければ、新しいのを買う。買えないのであれば、ストレスを我慢しメンテナンス回数を増やしていく
「自動車とかと同じです」
あっっ・・・最近は自動車も持っていない方が多いからこの説明でも理解されないんだけど、

さぁ、どんな説明をすればいいのでしょう?
こまった、こまった。

2016-04-18 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 統合本部