対策追加】19日のメールサーバ障害に関して

2016年4月19日に発生いたしましたメビウスシステムWA300ご契約のメールサーバ障害に関しまして、
障害時用に用意しておりました緊急サーバーまでも障害に巻き込まれ、
急遽臨時の別サーバ―を立ち上げ、緊急用メールプログラムの配布などを行い対応をさせていただきました。
しかしながら、
推奨外のメールクライアントをご利用されている方においてはアドレス帳との連携などが行えずご不便をおかけいたしました。

 今回新たな「緊急用メールサーバ」を用意し対策を実行の準備が整いました。
NTT PC Communications (NTT PCコミュニケーションズ)製メビウスシステムWA300のご契約者(社)様に対しては
既に対策用アカウントマニュアルを順次配布開始しておりますのでご利用下さい。

 ご用意する緊急用メールアカウントは、現在ご利用の電子メールクライアント(プログラム)へ、
アカウントを追加設定する方式となりますので、メインのサーバ障害時、電子メールの送受信が行えなくても、
同じメールクライアント(プログラム)を使用する事で、下記のメリットがあります。
(サンダーバードメール形式をご利用の場合、ライブメール等クラウド連携を行うタイプですと一部問題がある場合が有ります)
・障害の発生しているメールアカウントの受信メールを返信、転送を行う際、通常通り返信、転送メールを作成し、
「送信者のアカウントを切り替える」事で、送信する事が出来ます。
・緊急用のアカウントに送信してもらう事でメインのメールサーバ障害時でも、緊急用は別のサーバとなるためデータの送受信が行える。

ここ最近今まで、知られていて当たり前と思われてきたIT知識が実は、結構知られていなかった等
非常に説明が困難と言う事態が多発しております。
時間をみて、もう少しわかりやすい説明、サポートを行えるよう準備いたしますので、
現在の説明はこの説明にてご容赦いただきたくお願いいたします。

Q&a(多かった一文抜粋返答):
同じ電子メールクライアント(プログラム)なのになぜ?片方の電子メールがダメで、片方は送受信できるの?
電子メールクライアントは、あくまでお持ちの電子メールの設定を「動作させるだけの物」
なので、
電子メール(正確にはドメイン/@以降の記載)のアカウント毎に別の動作を指定できるし、
使用できる「サーバー」も分けられる。
片方の電子メールが障害が起きていても、その障害は、通信先の「電子メールサーバ」であり、電子メールプログラムでは無い。
つまり、電子メールアカウント(正確には@以降のドメイン別)が違えば、通信先のサーバも違うサーバとなり、
そのサーバーが正常に動作していれば、普通に動作する。
なので、今回ご提供を開始する対策は、ご契約いただくメインのサーバ(NTT PC Communications)とは、まったく別の組織のサーバーをご提供すると言う物。
今回のように、サーバー全域の障害と言う事態に陥っても、
新たに提供を開始する「緊急用電子メール」は、別の会社の別のサーバとなるので動作の確実性を上げる。と言う物です。

備考:
・緊急用電子メールアカウント発行は1契約1アカウント(MLSシリーズ契約者(社)は無料オプション)
・MLSシリーズ未契約の場合は別途有料にて対応
・スタッフ分のアカウントが必要な場合別途アカウント数分の追加オプション費用必要
・お使いのPCへの設定作業は訪問作業の場合は別途訪問費用+作業料金が必要
・リモート設定の場合は、ご契約先の契約内容により異なります。

その他、ご不明な点、ご質問は当サイトではなく「ご契約先の担当へ」お願いいたします。

2016-04-20 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 統合本部